GW鈴鹿の山旅:鎌ヶ岳を絶景ハイク!渋滞・駐車場対策とヒル対策

山歩き

今回は、人気の鈴鹿の山のご紹介です。

春の連休の後半に、山のお仲間の企画で「鎌ヶ岳」に行ってきましたので、「渋滞」「駐車場」「混雑」への対策を含めて、この山の魅力をご紹介します。

鈴鹿セブンの1つの鎌ヶ岳は、最寄りの駐車場から片道一時間程度の工程で比較的お手軽な山ですが、変化に富んだコースで、道中の眺望も素晴らしくお勧めの山です。

この記事を参考に、鈴鹿の山に挑戦してみませんか?

(この記事はプロモーションを含みます)

5月の連休後半初日、大阪方面から鈴鹿に向かう時の渋滞対策

連休中の鈴鹿方面への移動は、大阪方面からだと特に渋滞が予想されます。私たちは今回、ネクスコの渋滞予測時刻の「1時間前」に出発することで、ほぼ渋滞なくスムーズに移動できました!

  • 渋滞回避の唯一の手段は「出発時間の調整」です
  • ネクスコ西日本の渋滞予測を必ず活用しましょう(「ネクスコ西日本 渋滞予測」で検索)
  • 予測で渋滞時間「ゼロ」の時刻より、さらに1時間早く出発するのが断然おすすめです!

経験上、予測ギリギリの出発では、京滋の渋滞が第二京阪に繋がり、予測以上の渋滞に巻き込まれる可能性があります。

【今回の経験】:便利な武平峠駐車場(東側)は満車!でも大丈夫

予測時刻より1時間早く出発。宇治トンネル手前で一時40km/h程度になりましたが、全体的にはほぼ渋滞なしで快適でした。

私たちは7:30過ぎに武平峠駐車場(東側)に到着しましたが、既に満車でした!幸い、手前1kmほどの場所にある別の駐車場には余裕で空きがあり、無事に駐車できました。

ここからは、鎌ヶ岳の登り口迄20分近くの登りとなりますが、ここは8時を過ぎても比較的余裕がありました。

結論連休中の鎌ヶ岳駐車場は、朝早くから混雑必至のため、早目の出発が必要です。

  • 連休中の武平峠駐車場は日の出前から満車になることも
  • トイレがあり、登山口に近い武平峠駐車場6:30到着でギリギリ最後の1台だったそうです
  • 少しでも安心して駐車するなら、時間に余裕を持った「早朝到着」か「前泊」を検討しましょう
  • トイレは武平峠駐車場のみです
  • 登山口に近い路肩に停める人もいましたが、きっちり駐車場に停めましょう!

絶好のお天気!「鈴鹿のマッターホルン」鎌ヶ岳へ

最高の眺望が待つ山頂を目指し、いざ出発!

鎌ヶ岳は鋭く尖ったその山容から「鈴鹿のマッターホルン」とか「鈴鹿の槍ヶ岳」などと呼ばれて親しまれています。

途中「武平峠」からは、「鎌ヶ岳」に向かう人と、「御在所岳」に向かう人に分かれます。「武平峠」は「雨乞岳」にも分岐してますが、このルートは川を渡渉しながら山頂を目指す片道3時間のコースで、そちらに向かう人は少なそうです。

【足元に注意!】花崗岩質のザレ場と岩場が連続

登山道は花崗岩質のザレ場が多く、足元が滑りやすいので注意が必要です。私たちは平均年齢69歳の8人組で、小学生連れのご家族と同じくらいのゆっくりペースで進みました。

武平峠を過ぎると、いよいよワクワクの岩場が現れます。その先もガレ場が多く、片側が切れ落ちた場所もありますが、登山道は整備されており、慎重に歩けば問題ありません。

【新緑に咲く可憐な花々】フデリンドウとの出会い

道端では、可憐な青色のフデリンドウが爽やかに私たちを迎えてくれました。
(シロヤシオは残念ながら発見できませんでしたが、例年5月中旬頃が見頃のようです)

【登るほどに広がる大パノラマ】雨乞岳、御在所岳、そして伊勢湾!

高度を上げるにつれて、遠くに雨乞岳の新緑の絶景、御在所岳とロープウェー、そして伊勢湾を望む眺望が次々に目を楽しませてくれます。

山頂直下は少し注意、そして山頂へ

鎌ヶ岳の山頂近くは大きくガレており、右の山腹を巻いて登ります。山頂手前は少し急で、小さいお子さんは少し苦戦していましたので、ゆっくりと慎重に登りましょう。

最高の達成感!鎌ヶ岳山頂からの眺望

山頂からの眺望は期待を裏切らない素晴らしさ!鈴鹿の山々を360度満喫できました。

健脚向け!下山ルートのバリエーション

武平峠往復ルートでは物足りない方は、下山で長谷尾根ルートを選択し、弥一ヶ岳から中道駐車場経由で鈴鹿スカイラインを武平峠駐車場に戻る周回ルートもおすすめです。

コースタイムは1〜2時間増えますが、「犬星大滝」も見ることができます。

帰り道は渋滞回避!新緑の美しい下道ドライブがおすすめ

帰りは名神高速の渋滞を避けて、大河原温泉「かもしか荘」で汗を流した後、あえて下道(307号線経由)を選択。
これが大正解!信号もほとんどなく、新緑のトンネルを抜ける最高のドライブを満喫できました。

おまけ:鈴鹿セブンの「ヒル」の被害事情(春のGWはまだ大丈夫!?)

鈴鹿セブン(藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳)は、一部の山で「ヒル」の被害が懸念されます。

5月以降はヒル被害が心配な時期になります。ご紹介する情報を参考に、しっかり対策をして楽しい山行をお楽しみください。

鈴鹿セブンで【ヒル被害が多い山】

谷道や、川沿い、落ち葉の吹き溜まり等湿気た場所、石灰岩の山で注意が必要です。

  • 藤原岳(大貝戸道と聖宝寺道は特に多い)
  • 竜ヶ岳(石榑峠から長尾滝周辺は多い)
  • 雨乞岳(武平峠から七人山まで谷道は被害が多い)
  • 入道ヶ岳(井戸谷登山道も谷道で被害が多い)

鈴鹿セブンで【ヒル被害が少ない山】

  • 鎌ヶ岳(武平峠ルートは少ない)
  • 釈迦ヶ岳
  • 御在所岳

【ヒル対策の定番】

「ヒル下がりのジョニー」がヤマビル忌避剤として有名です。ヒル下がりのジョニー ミニセット 50mlスプレー 100ml 詰替え用 お試しミニセット ヤマビル 忌避剤

濃度の高い塩水も有効ですが、衣類や靴に使用後は丁寧なお手入れを忘れずに。

ヒルが出没する場所、時期、環境を理解し、肌の露出の無い服装の着用や、足元はヤマビル忌避剤を使用してしっかり対策することが必要です。

おまけ:やっかいな「ヒル」の豆知識

  • ヒルは人の呼気の二酸化炭素や体温を検知し、靴を這い上がって靴下の中に入り込みます
  • 吸盤の中にある逆Y字型のアゴと細かい歯で皮膚を切り裂きます
  • 唾液には麻酔成分「ヒルジン」が含まれるため、噛まれても気づきにくいのが特徴です
  • 「ヒルジン」で血液凝固を防ぐので、なかなか止血できません
  • 噛まれた場合は、患部を水洗いしてヒルジンを絞り出すように洗い、根気よく止血しましょう。感染症の心配は幸いありません。
  • 手のひらや足の裏の皮膚が厚い部分からは吸血できず、指の間など皮膚の薄い場所や太い血管を探して吸い付きます
  • 「木から落ちてくる」という説について: 現代科学では主に地面から這い上がるとされますが、私自身も友人も、別の山で「木から落ちてきたとしか思えない」経験をしたことがあります

まとめ

晴れた日の新緑の頃は、まさに山歩きに絶好の季節です。

渋滞や駐車場、そしてヒル対策といった課題はありますが、適切な準備をすれば、それらを凌駕する発見と素晴らしい経験が待っています

この記事でご紹介した対策を参考に、ぜひあなたも鈴鹿セブン、鎌ヶ岳の絶景を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました