【超オススメ】米子皆生温泉を拠点に巡る!大山・蒜山・とっとり花回廊 絶景満喫2泊3日の旅

旅行・食

皆さんは山陰地方の旅と聞くと、どのあたりを思い浮かべますか?

鳥取砂丘が有名ですが、県西側の米子・皆生温泉を拠点にした旅でも楽しめるスポットがたくさんあります。

この記事では、山陰西側の王道ルートである大山の雄大な景色、穏やかな蒜山高原、そしてとっとり花回廊を巡る旅の記録をご紹介します。日本海を望む絶景と良質な温泉が魅力の皆生温泉もお勧めです。

信州などに比べると自然の規模は少し小さい感じですが、近畿から近くお手軽なわりに見どころは少なくありません。ゆっくり流れる時間を感じ、日々の喧騒から離れて自然に癒やされに出かけてみませんか。

周辺の観光スポットやグルメ情報も参考にしてみてください。

「米子を拠点」にした、鳥取・島根周辺の観光名所

米子の皆生温泉を拠点にした観光のモデルケース

今回は、下記の中から、大山ドライブ、蒜山登山、とっとり花回廊をメインに、鳥取側の観光を満喫してきました。

  • 大山:中国地方最高峰の山で、標高1,709mです
    ・大山地ビールや、大山まきばミルクの里のソフトクリームは大人気です
  • 蒜山高原:蒜山登山もいいですし、蒜山のB級焼きそば、ジャージー牛ソフト、ヨーグルトも有名です
    ・道の駅蒜山は、新鮮で品揃え豊富な野菜や山菜などが安くて大人気です
  • 米子城跡:現在、建物は失われ石垣に名残りを残すのみですが、天守跡からは大山、日本海、市街地、中海などが一望できます
  • 美保関灯台:山陰地方で最も古い石造りの灯台で、国の重要文化財で、海を臨む散策路からは天気が良いと遠くに沖ノ島が望めます
  • とっとり花回廊:約50ヘクタール(東京ドームの約11個分)の日本最大級のフラワーパークです
  • 水木しげるロード:ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが町中でお出迎えしてくれます
  • 回転寿司の「北海道」:新鮮なネタで、いつも行列が絶えません(予約可能)

ドライブコース:人形峠から蒜山、大山へ

初日は、落合JCTから米子道で一気に米子を目指すのではなく、院庄ICから国道179号線で人形峠を通り、奥津温泉郷を抜けて新緑の蒜山、大山を巡るドライブコースを堪能してきました。

このルートは数十年をかけて少しづつ道路の整備が続いている印象ですが、ドライブルートとしては走り易く、山並みと緑に癒されます。

のどかな田舎道

初日はあいにくの小雨混じりで、大山の眺望はありませんでしたが、目の覚めるような新緑が楽しませてくれます。

蒜山で昼食をとり、大山の山並みの新緑を楽しみ、定番で超おすすめ「大山まきばみるくの里」のソフトクリームを頂いてから宿に入ります。

大人気の絶品です

新緑の中、米子の名湯の皆生温泉へ

皆生温泉は、落ち着く雰囲気と温泉、食事、周辺のスポットが気に入って年に1〜2回は訪れています。

老舗の宿「白扇」は、廊下が畳敷きの為、宿の中の移動はスリッパが不要で快適です。

ウェルカムドリンクの生ビールのサービスもあり最高でしたし、温泉はpH7.3の塩化物泉で、しっかり温まり湯冷めしにくく疲れが取れる感じです。

何度来ても、食事も美味しく、宿からの弓ヶ浜の眺めに癒されます。

アクティビティ:蒜山日帰り登山

今回は2泊で少し時間の余裕があるので、還暦の妻の体力を考慮して軽めのトレッキング程度の山登りの企画(したつもり)でした。

中蒜山の山頂までの往復で、片道2時間程度のコースですが、これが高低差630mで、歩きにくい急登で、妻からは大クレームだったのです。敗因は、どっかのおじさんのいい加減なYouTube動画うのみにした私のミスでした(汗)。

三合目辺りまでは単に歩きにくい上り坂でしたが、そこから斜度が急になり、足場もますます悪くなっていくのでした。

足の踏み場がないような、見た目以上に急で登りにくい道

途中で引き返すかどうかを聞くと「頑張る」とのことで、なんとか登り切ってもらいました。

まだ8合目?
蒜山山頂からの景色

しかし、登ってみると素晴らしい眺望と、晴れ渡った最高の青空に新緑が映えます。
登った甲斐がありました!平日にも関わらず山頂には7名ほどの登山客がいました。

中蒜山は、駐車場からの往復という点では便利ですが、軽い気持ちで登ると後悔すること間違いなしで、健脚者以外にはお勧めできません。歩きにくい距離が長いのが難点です。

蒜山はどのルートにしても、別の山への縦走をしようとすると駐車場までのアプローチの点で問題があるので、ピストンの選択しかなさそうです。

観光スポット:とっとり花回廊

最終日は、今回で3回目の「とっとり花回廊」に足を伸ばすことになりました。

訪れてみると、駐車場は朝の9:30頃でかなり奥の方まで車で埋め尽くされ、これまでの訪問で一番の賑わいです。

遠くに大山を望む

ここは三度目という事で、ある程度園内の地理も把握しているので、効率的に回っていきます。

この季節の一番の見どころはやはりバラ園で、色とりどりのバラが満開の見ごろで目を楽しませてくれます。

この季節はバラの真っ盛り

天気にも恵まれ、最高の園内の散策を楽しむことが出来ました。

見どころは尽きず

実は妻の知人のおすすめで、とっとり花回廊はこの季節が最も綺麗とのことだったのです。

広大な敷地に様々なエリア

とても広い園内ですが、随所に見どころがあり楽しませてくれます。春の「鳥取花回廊」は、やはり間違いなくお勧めですね。

帰路は、お勧めの道の駅へ

このあと、蒜山高原に立ち寄り、道の駅で春の山菜の「わらび」と「ウド」と「ミズ」、そしてジャージーランドでヨーグルトをお土産にゲットして満足の帰途につきました。

蒜山高原から望む大山(大山は見る角度で形が変わります)

ご参考:米子の皆生温泉を拠点に島根方面の観光のモデルケース

皆生温泉から少し足をのばすと島根方面にも多くの魅力的なスポットがあります。私たちが過去に訪れた下記のスポットは、どこもお勧め間違いなしです。

  • 出雲大社:「いずもおおやしろ」が正式名称の縁結びの神様で、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀らている国宝です
  • 出雲ワイナリー:工場見学やワインの試飲が無料で楽しめ、バーベキュー施設もお勧めです
  • 宍道湖からの「由志園」:1万坪の池泉回遊式庭園で牡丹が有名なオススメスポットです
  • 足立美術館:横山大観などの日本画と日本庭園で有名な美術館で、庭園は米国の日本庭園専門誌で22年連続1位に選ばれているそうです
  • 松江城:現存する12天守の一つであり、2015年に国宝に指定されました。天守の日本最大の木造の鯱(しゃちほこ)や、天守内部の防御構造、そして石垣の積み方などが特徴的で見どころが多いお城です
  • 玉造温泉:優れた泉質であることから「神の湯」とも称され、「美肌の聖地」として知られています
  • 出雲蕎麦:そばの実を殻ごと挽く「挽きぐるみ」という製法で、色が黒っぽく、風味が強いことが特徴

まとめ

今回は、鳥取側中心の企画となりましたが、観光も見どころは尽きませんし、まだまだ未知のエリアがたくさんあります。

更に島根側にも魅力的なスポットが多ので、次の機会にはまたご紹介したいと思います。

鳥取で比較的ゆっくり流れる時間を過ごしてみては如何でしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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