地元のシニアの麻雀大会 ~地域交流と楽しい時間の共有の勧め~

学び・雑記

こんにちは。皆さんは麻雀はやりますか?

私は学生時代から断続的にやってきて、少しは腕に覚えがある(自称)ほうです。

手を動かし、おしゃべりしながら、少しは頭も使うので、高齢者の趣味としても推奨されていますね。

先日24人が参加する地元の自治体の麻雀大会に呼んでいただき、参加して来ましたので、その時の様子をご報告します。

この大会は既に25回目で、地域の絆を深め、新たな交流の場を生み出してきました。
麻雀大会の開催は、地域の人々が一堂に会し、互いに交流を深める絶好の機会の一つです。

こうした大会の開催には、実は主催者の方々の様々なご苦労があります。
具体的には会場の準備や参加者の調整、そして大会当日の運営、飲食料品の準備等です。

こうしたイベントがどのようなものなのかをご紹介すると共に、同じような麻雀大会の企画をご検討の方の参考となるよう、実際の大会の事例をもとにご紹介したいと思います。

また、具体的な大会の進行と、和やかな交流の様子もお届けします。

この記事を読んで、あなたの地域でも麻雀大会の開催にチャレンジしたくなっていただけると嬉しいです。
そして、その結果として地域の人々との絆が深まり、新たな交流の場が生まれるといいなと願います。

麻雀大会の開催とその意義

地域の自治体で開催される麻雀大会は、地域交流の新たな舞台となっています。
麻雀は、世代を超えて楽しむことができ、思考力や計算力を鍛えることができるゲームです。
大会を通じて、地域の人々が一堂に会し、互いに交流を深めることができます。

麻雀大会の開催は、地域の活性化にも寄与します。
大会に参加することで、地域の人々が一体感を感じ、地域への愛着を深めることができます。
また、大会の準備や運営を通じて、地域の人々が協力し合うことで、地域の絆が深まります。
参加者は世話役の人に任せきりにするのではなく、必要に応じて準備に参加する意識も必要かもしれません。

大会の準備(会場の手配や参加者調整)

地域の自治体で、親交の目的の麻雀大会を開くにあたっては、下記の様な主催者側の準備が必要になります。

  • 日程調整と会場の準備、麻雀卓や麻雀パイの手配準備、当日のセッティング準備
  • 自治会イベントとしての補助金調整
  • 参加メンバーの掘り起こしと招待、参加調整
  • 麻雀大会の競技としてのルールの設定と説明、遵守のための進行管理
  • 会費徴収と会計報告
  • 飲食を包括した運営の場合の、食事、アルコール類、その他飲料、賞品の手配
  • 競技結果の集計と表彰
  • 会場のあと片付け

会場の確保と、備品の準備も必要ですが、参加者の協力が何より重要ですね。

大会の進行( 和気あいあいとした雰囲気作り)

私たちの大会は朝の10時から17時まで半荘5~6回で行われ、予めこの間の拘束が条件として明示されています。4回戦まではランダムにメンバーが決められ、5回戦からは上位から順に競います。

都度、幹事さんが、競技にも参加しながら、対戦結果をパソコンで集計してくれます。

1時間打ち切り制で、午前中は半荘2回の後は昼休憩で、お弁当とビール・お酒解禁となります。午後は、少しお酒が回ってグダグダの人もいるはずですが、あまり酔っ払った感じの人はおらず和気あいあいです。

大会を楽しく、相互の交流を活発に行う上では、主催者の開会宣言、競技進行案内、表彰・閉会等の挨拶も重要ですが、参加者全員の積極的なコミュニケーションが特に重要です。
こうした催しでは、個々の参加者が大会の趣旨を理解して、楽しく盛り上げたいものです。

そして、アルコールは適量に管理しておけば競技の進行を妨げるようなこともなく、より打ち解けて楽しい交流となる潤滑剤の役目をしていると感じます。

参加者の年齢層や意見でどうするかを決めればいいのですが、個人的には飲酒ありも悪くないと思っています。

大会の結果と様子

私たちの麻雀はいわゆるインフレルール的なもので、ゲーム性が高く、一発逆転の要素もありますが、トップ賞としてのオカがない(配給原点返し)ので、ある程度実力差が反映されますし、やはり強い人は平均して上位を確保しています。

一方で、ドラが多い(花牌赤5)ので、ツキの要素で大きな点数の役造りも可能で、原点割れでの「飛び」もありますので、多くの人にトップのチャンスがあります。一般的な麻雀が強い人でも、必ずしも常に上位を取れないので、参加者の実力の差に紛れがあり、参加者全員に優勝のチャンスがあります。

大会の進行は、参加者が作り上げる共同作品のようなものですが、やはり盛り上げ役の存在が重要で、少々元気過ぎるくらいのキャラがいた方が楽しい場になります。

楽しい進行を実現するためには、時には主催者側の何らかの仕掛けが必要になるかもしれません。
私たちの大会は、キャラの濃い参加者が多数いらっしゃいますので、いつも楽しい歓声が絶えません。
今回も和やかな盛り上りのなか、大会を終えることが出来ました。

大会を通じて見えた地域の絆

大会の運営を通じて見えてくるのは、主催者側に近い方々と、ゲストに近い方々のグループがあるということです。しかし、そこに分断があるのではなく、相互に交流の場として築き上げる意識があり、潤滑な運営を可能としています。

こうした催しは、回数を重ねて相互の交流が少しづつ強い絆になってくるものだと思います。最初は、距離を置いた会話が、徐々に知り合い同士の会話になっていくことが大切なのではないでしょうか。

補足:健康マージャン大会か、賞金制の大会か

麻雀大会の運用において、弁当代だけの実費の参加費として、競技としては点数を競い、賞金でなく名誉賞的な位置づけで実施する場合と、少し多めの参加費を徴収して、そこから賞金(商品)や参加賞を出す場合が考えられます。

賞金(商品)を設ける方法は、参加者のモチベーションを引き上げる効果があります。参加費はやや割高になりますが、大会の盛り上がりという点では良い選択ではないでしょうか。

賞金(商品)を設けず順位だけを競う場合は、競争要素が少ないことが物足りなく感じるかもしれません。一方で、競争よりも交流を重視することで、参加者間の絆を深めることができるかもしれません。

麻雀が好きな人であれば、ある程度の競争要素があった方が継続的な盛り上りが期待できるのではないかと思います。賞金が無くても、競技麻雀として順位を公表して競争要素を盛り上げる工夫も可能です。主催者の裁量の範疇ですが、ある程度の競争要素を設定することは有意義ではないかと感じます。

まとめ

麻雀大会の運営は難しい面もありますが、地域交流の貴重な場となり、徐々に人々の絆が深まる場として貴重なものだと思います。

今回も参加させていただく中で、多くの顔見知りができ、年代を超えたコミュニケーションができました。
久しぶりにお会いする方との会話を楽しみ、初めてお会いする方とは新たな交流を深める貴重な機会です。

世話役の方は、準備、運営のご苦労があり大変なことと思いますが、地域の自治体としての取り組みとしては大変に有意義なものと感じました。

他の自治体の皆様にも、こうした取り組みの意義をご理解いただき、企画のご参考にして頂けると有難いです。

因みに、個人成績はやや不本意なものでしたが、結果以上に非常に楽しい時間を過ごすことができました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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