今回の兵庫県知事選は多くの人の関心を集め、活発な議論が交わされましたが、私にはメディアの情報に対する意識を新たにする良い機会になりました。
皆さんは、この選挙期間中、どの情報が本当で、どの情報が信頼できるのか、疑問に思ったことはありませんでしたか?
そして、人に言われるままに、なぜそうなのかを理解してないままに、「あの人が言ってたから」という理由で自らの判断とすることはなかったでしょうか。
私たちは、ただ情報を受け入れるのではなく、その情報を批判的に吟味し、自分自身の判断材料にできるものを見極め、自分自身の価値判断基準に基づき、合理的に判断していく情報リテラシーを身につける必要があります。
この記事では、メディアの情報、特に「識者」と呼ばれる人々の発言を冷静に判断するための5つの視点をご紹介したいと思います。
さらに、誰でも気軽に発信できるようになった現代において、大手メディアでの有象無象の専門知識を持たない個人の感想レベルの発言や、溢れるSNSの真偽不明の情報の、「真偽」と「発言の価値」の見極めについても考えていきたいと思います。
そして、どうすれば情報リテラシーを身に着け、自らの知的体幹を強くすることができるのかも考えていきたいと思います。
メディアの情報に感じた違和感と、SNS情報の付加で辿り着いた納得
選挙前のテレビ報道で「私が感じた違和感」
後付けの話ではなく、兵庫県知事の報道が出た時から、妻とは下記の観点で、「おかしい」のではないかという話をしていました。
1.「この元県民局長は、なぜこんな状況(百条委員会で弁明の機会を控えた状況)で自殺する必要があったのかさっぱり分からん。そんな発信をするような人間なら、知事のパワハや圧力があったのであれば、普通に主張すればいいだけじゃないの?」
2.「斎藤知事は給料を3割カットして、退職金も5割カットして、一定の覚悟を持って県政に当たっているのに、そんなせこいおねだりなんかするか?」
少なくてもこの2点には強い違和感を感じ続けていました。
パワハラに関しても、事実に基づく情報なのか?という意味での違和感もあり、釈然としないまま、目にした情報の中では、合理的な理解ができない(情報が繋がらない)状況がつづいていたのです。
事後情報(ネット他)でたどり着いた納得性
政見放送などでの、立花さんが発信した情報に触れ、元県民局長の自殺と県知事の言動との関連性がほぼなさそうなことは無理なく類推されました。
元県民局長の公用パソコンの中には、私的で且つ業務とは無関係で、内容的にはとても不適切な個人情報が残されており、それは、公的な追及には耐えられないような内容であったとの情報でした。
つまり、元県民局長の自殺に対して、斎藤知事が何らかの形で関与したという趣旨をほのめかす報道には、かなり無理があると考えるのがより合理的に思えてくるのです。
そして、議会側の発信情報においても、県政の性急な改革に対する反対勢力の抵抗の可能性も腑に落ちるものとなりました。
しかし、私はこうしたSNS情報の信頼性や妥当性に関して、何の疑問もなく受け入れたわけではありません。
関連する周辺情報を調べるにつけ、見聞きした一連の様々な情報の理解に当たって、自分の中での合理的な一貫性が非常に自然に理解できるものとなり、これはほぼ確からしいと思ったのです。
今回の兵庫県知事に関連したメディア情報に関しては多くの議論がありましたが、多くの方が何らかの問題意識を感じたのではないでしょうか。
一連の疑問を振り返る中で、自らの情報整理の曖昧さ・不確実さへの気付き
この記事を書くにあたり、論点を整理しようと、自分の記憶を頼りに課題点を書き出してみたつもりなのですが、念のために記録照合してみると、間違いだらけで、記憶も論理的整合性もいい加減だったことを思い知りました。
おそらく、私が報道やSNSなどで見聞きしてきた情報は、歪んだ情報も含めて多面的で、論理的な情報の整理がされておらず、自分の内面でも情報整理ができてないままだったようです。
更に、特定の情報に強く誘導されて、その主張を裏付ける情報ばかりを追いかけていたことにも思い当たります。
改めて、今回の問題の論点を整理してみると、今回再選された知事側にも至らない点が少なからずあったのだろうと感じました。
・元県民局長による一連の告発文は事実に基づく、意味のあるものだったのか
・最初の怪文書とされた最初の告発、その後の正式手続きによる内部通報に対して、県の対応は通報初保護の観点で本当に問題なかったのか
・告発文に対して、どこまで事実を確認し、対応は県民の利益を最大化するために適切に行われたのか
・一連の報道は、既得権者や利害関係の面で、公平性は保たれていたのか
・なぜ、元県民局長の公用パソコンの内容は、概要すら公表されないのか
・結局、事実として確認出来たことで、県民が共有できる情報とは何なのか
・斎藤知事が全会一致で不信任案が可決された時の問題点の本質は何だったのか
・私たちは、今回のような情報に触れたとき、どういう態度で対峙するのが適切なのか
どうしても、人は短絡的に結論を急ぐあまり、どこかで特定の意見にくみして、反対意見を排除する思考が働きます。
常に客観的に広い視野で物事をするのは本当に難しいことを痛感しました。
ニュース報道、SNS情報に向き合う心構え
マスメディアであれ、SNSであれ、正しいと思える情報の選択がまずは重要ですが、それは思った以上に困難であり、更に自分の中で情報を論理的に整理して、合理的な判断につなげる分析力もです。
自分自身の情報収集・処理力や、判断に必要な知識の蓄積や、正しい判断に至る論理的な知見の積み上げを続けて、安易に人の意見に迎合しない分別を築いていく必要があります。
そのための具体的なアプローチについて、お話ししたいと思います。
「識者」と呼ばれる人々の発言を冷静に判断するための5つの視点
マスメディアを中心に、識者とか専門家を名乗る人が、まるでその人が言う事が世の基準であるかのごとき発言を繰り返しますが、果たしてうのみにしてよい情報なのでしょうか。
実は、私たちが思考の起点としてしまいがちなこうした情報にこそ危うさが潜んでいることを認識しなければなりません。
大手メディアだからとか、有名な人だからとか、大学の教授だからとか、専門家と言われているから正し事を言っているという保証はどこにもなく、むしろ怪しいと思う感性が求められているのではないでしょうか。
まずは、識者の発言を冷静に判断する5つのポイントをまとめました。
- 情報源の信頼性を確認する
・発信者の属性:発信者の専門分野や、経歴はどのようなものか、テーマに対して適切な情報提供ができる資質が有るか、過去に偏った意図の発言をしてないか
・メディアの属性:情報を発信しているメディアは信用できるものか
特定のスポンサーや政治団体の利益を代表してないか
・情報の目的:情報の意図と目的を疑いましょう - バイアスの有無を見抜く(思考のクセや隠された意図はないか)
情報には発信者の特別な意図だけでなく、発信者の思考のクセも影響を与えることがあります
発言者の問題だけでなく、自分自身の思考のクセにも向き合う必要があります
・確証バイアス: 自分の考えと一致する情報ばかりに注目してしまう傾向
・利用可能性バイアス: 最近の出来事や印象的な出来事を過度に重視してしまう傾向
・権威への盲信: 専門家や権威者の意見を無条件に信じ込んでしまう
※こうした見極めにも、個人の知見や論理的な分析力が求められ、漫然と聞いていては判断は難しいです - 根拠を確認する
根拠の有無:主張が、具体的なデータや事実によって裏付けられているかを確認します
論理の飛躍:論理が飛躍していないか、前提と結論が一致しているかなどを検証します
言葉の選び方:感情的な言葉や煽るような言葉が使われていないか、ニュアンスを操作するような表現はないかなどを確認します
※反対意見を含めた広い視野で、多面的な可能性を公平・公正に議論しているかを見極める力が必要です - 複数の視点から情報収集し、情報の意図を読み解く
・一つの情報源だけでなく、複数の視点から情報を収集することが重要です
・自分の反対意見であっても異なる意見や報道を比較し、情報の全体像を把握しましょう
・大手メディアの情報を妄信することなく、SNS情報からでも正しそうな情報を調べましょう
・その情報がなぜ今、このメディアで報道されているのか、情報の背景にある出来事や状況を考える
・関連する他のニュースや事件とのつながりを考える(多面的に関連性を考える) - 批判的思考を働かせ、自らの価値観や思考で判断する
情報発信者がどのような価値観に基づいて発言しているのかを考え、自分の価値観と比較するために
・常に批判的思考を働かせることを忘れない
・情報を鵜呑みにせず、冷静に分析し、矛盾点や疑問点を見つけ出す
・感情的な反応を抑え、論理的に情報を評価する力を養う
人は、思い込みや先入観(認知バイアス)により、間違ったり、偏った思考に陥りがちです。
識者と言われる人や、その背景にあるメディアの報道には、時にこうした人の思考・判断の弱みにつけ込んで、間違った判断に誘導する意図が隠れていることがあります。
私たちは、情報には常に疑いの目を向けて、背後にある意図を見極め、信じるに足る発言かどうかを理解し、自らの価値観に基づく判断が求められているのです。
個人の感想レベルの発言や、溢れるSNS情報の、「真偽」と「価値」の見極め
「個人の感想レベル」の発言をするコメンテイターや、SNS情報についても、基本的には「識者」の発言への向き合い方に集約されますが、個別に注意すべき点があります。
権威も専門性もなく、自らの意見を自慢げにしゃべるゲスト、コメンテーターを疑う
何の専門性もないただのゲストの発言は特に注意が必要で、まるで多くの意見を代弁しているかのような錯覚、誤解を抱きかねません。
こうした発言こそ、根拠や論理的な整合性を厳しくチェックし、感情や個人の信念に基づく発言を疑う姿勢(情報リテラシー)が強く求められます。
ワイドショーに多く見られるこうしたケースでは、情報への向き合い方を考え直してみることが必要かもしれませんね。
SNS情報との向き合い方
SNS情報は、自己表現、情報共有、娯楽、再生数稼ぎなど、様々な目的で発信されます。
中には再生回数稼ぎの意図で、ほぼ無意味だったり、無責任な引用だったりする情報が数多く溢れているのも事実です。
一方で、速報性が高く、玉石混交の情報のなかには、時に非常に有益な情報が含まれていますので、上手に利用することが求められます。
こうした情報チャネルに対しては、信頼に足る発信者を見つけてリスト化するのが最も効率的な方法かもしれません。
注意すべき視点
- 有名人の顔写真をサムネに使用したり、応援チャンネル的なものが多数あり、価値ある情報かどうか疑わしい情報も非常に多いのも事実なので注意が必要です
・信頼できる発信者かどうかを見極めるには、ある程度以上の情報リテラシーが必要だと感じます - 情報の信頼性は、根拠、合理性、煽り、感情的な言葉、発信意図などを、自らの判断で見極めましょう
・その際は、偏った情報でなく、多角的な視点から発信しているアカウントを探すのも有効です - SNSでは「情報の拡散」は1つの特徴的な現象ですが、多数のアカウントが同じ論調で拡散している時には、少し引いて「本当かな」と疑う姿勢も重要だと思います
- SNSのアルゴリズムにより、ユーザーの興味関心に基づく情報フィルタリングの罠(同じような動画ばかり表示されてしまう)に落ちないことも重要です
- 閲覧数が多いということは、支持者が多いと見るのは1つの判断ですが、再生回数稼ぎの便乗した情報によって間違った方向に誘導されてないか、という意識も重要な視点かもしれません
多くのファクトチェック(事実確認)ツールが開発されており、これらを利用することも時には必要かもしれませんし、信頼できるコミュニティでの情報共有も有効かもしれません。
現在は、事実よりも感情や信念が重視される「ポスト真実」の時代とか言われているそうですが、自らがどのように客観的な判断を下せるのかということが問われているのではないでしょうか。
情報を受け取る自らの姿勢・心構え
「識者の発言を冷静に判断する5つのポイント」に記したように情報の真偽の見極め、広い視野で客観的、論理的、合理的に考える胆力が必要です。
- 情報源の信頼性:情報を発信者は誰なのか、その人物や組織の信頼性、過去の言動などを検証する
- 根拠の確認:情報の根拠が明確か、多面的、具体的なデータや事実が示されているかを確認する
- 論理の検証:論理が飛躍していないか、前提と結論が一致しているかなどを検証する
・簡単な一側面の前提を元に、個人の意見や感情的な意見になってないか - 偏りの有無:情報に偏りや感情的な言葉が含まれていないかを確認する
・公平で公正で信頼に足る報道姿勢、内容か
・事実をねじ曲げたり、一部の事実のみを強調したりして、全体像を歪ませてないか - 多角的な視点:同じ事象について、異なる視点からの情報も収集し、比較検討する
- 広告主や一部の利益団体の利益を誘導する報道でないか、隠れた意図が潜んでないか
「知的体幹」の強化
客観的、論理的、合理的に考えるためにはどうすればいいのでしょうか?
自分自身の価値判断基準を持つためのアプローチ
情報過多の現代社会においては、自分自身の価値判断基準を持つことがより重要です。
それには、上述の情報への適切な判断のための心構えと、広い知見や多面的な視野を養う努力が求められますね。
- 批判的思考の養成
情報源の検証、根拠の確認、論理の検証、偏りの有無、多角的な視点での確認 - ファクトチェックの習慣化
情報の真偽確認、デマ拡散防止、事実確認ツール活用など - 背景知識を広げる
幅広い知識の習得、歴史的背景の理解、専門知識の習得で専門知識を深め、より高度な情報分析を目指す - 自己学習・研鑽の継続
読書、議論、オンライン学習
その上で、論理的な思考ができるための認知概念の理解や、認知バイアスへの理解も求められます。
自分自身の認知バイアスへの対策
みなさんは、自分自身が内集団バイアスや確証バイアスなどにより、客観的な視点を見失いがちであることの自覚はあるでしょうか。多分、日常であまりそんなことを考える機会はないのではないでしょうか。
実は、人は200を超える認知バイアス(客観的な視点を見失い、本人の自覚がないままに偏った考え方に誘導される思考のクセや思考のゆがみ)により、早い判断と引き換えに正確さを失うことがあります。
そして、情報過多な現代社会においては、この傾向が顕著だとも言われています。
客観的に正しい判断のためには、自らの思考のクセ(強く作用する認知バイアス)を知り、広い視野で観察し、論理的に考える癖をつけ、真偽の確認を怠らないことです。
認知バイアスに対する注意すべきポイントをまとめると、以下のような視点での意識が重要です。
- 批判的な受け止め:情報を鵜呑みにせず、常に疑問を持ち、根拠を求める姿勢が大切です。
- 客観的な判断:主観的な意見や感情に左右されず、事実を基に判断する必要があります。
- 偏った視点の回避:特定の視点に固執せず、多角的な視点から物事を捉えることが重要です。
- 論理的整合性:情報の論理的な整合性を確認することで、非論理的な飛躍や矛盾を見つけることができます。
- 非感情的判断:感情的な判断は、客観性を失う原因となります。感情をコントロールし、冷静に判断することが大切です。
- 根拠に基づく思考:すべての判断は、具体的な根拠に基づいているべきです。
上記の注意点は、実は様々な認知バイアスの作用によりもたらされるものです。自分の思考のクセを知る上では、どのような認知バイアスがあり、それらが自分の思考にどのように影響しているのかを知ることをお勧めします。
注意すべき認知バイアスに基づく影響ついて簡単にご紹介しておきます。
- 内集団バイアス:自分の所属するグループに対する好意的な感情と、外部に対し排除する姿勢
- 確証バイアス:自分の既存の信念や仮説を支持する都合の良い情報だけを選択的に集めること
- グループ思考:集団の中で自分の意見を控え、多数意見に同調してしまうことを避ける
- アンカリング効果:最初に得た情報に過度に影響されてしまうことを避ける
- ハロー効果:ある人物の一つの特徴から、他の特徴も同様に良いと判断してしまうことを避ける
- 悪魔の代弁者:自分とは異なる意見を積極的に考え、その意見の根拠を検討する
認知バイアスについては、「【衝撃】気付かないうちに自分の考えが変わってる! 「認知バイアス」の正体を知り、自分の脳を取り戻せ!」にて詳しくご説明していますので、興味がある方は是非ご参照ください。
自分の思考を理解するためには、「認知科学」的な取り組みも有効
みなさんは「なんでこんな簡単なことを間違えたんだろう?」って思ったことはありませんか。
どうして自分がそう思ったのか、そう考えたのか、の理由を考えて自分の思考を理解するために、認知科学という考え方があります。
認知科学っていうのは、簡単に言うと「人の心の働きを科学的に調べる学問」ということができます。
自分自身を深く理解するための重要なアプローチと言えるのです。
認知科学により得られるメリット
- 自分のことをより深く知れます
・なぜいつも同じような間違いをするのか、なぜ特定のタイプの人を好むのかなどがわかる
・自分はなにが得意で、ないが苦手なのか、客観的に見れるようになります
・自分の思考のクセを知り、それをコントロールできるようになるかも - 周りの人のこともより深く理解できます
・友達や家族がどうしてそう考えるのかを理解できるようになります
・相手の気持ちを考えて、より円滑なコミュニケーションが可能になります - 自分の業務や学習ががはかどります
・効率的に自分に合ったやり方、勉強法を見つけられます
・問題にぶつかったときに、冷静に分析して解決策を見つけられます - 応用力が身に付きます
・自分のことをよく理解することで、新たな取り組みがスムーズにできます
・知的好奇心が刺激されて、新しいことへのチャレンジが楽しくなるかも
認知科学的な理解を深めることは、ゲームキャラの経験値を上げて強化するように、自分の知的な能力を強化するようなものなのです。
人の認知科学を応用して、現在のAIは進化している
私たちの思考は、スキーマやメタファーといった認知的な枠組みによって構成されていることはご存知でしょうか。
近年、AI開発において、これらの認知科学的な概念が積極的に活用され、AIは人間のような柔軟な思考を身につけるようになってきました。
例えば、自然言語処理では、言葉の意味を理解するために知識グラフと呼ばれる、概念間の関係性を表すネットワークが構築されています。これは、人間の脳が知識を組織化する仕組みであるスキーマを模倣したものです。
人の認知科学の有効性は、このようにAIの進化を通じて証明されている面もあるのです。
私たち自身も、自分の思考を客観的に見つめ、どのような認知的な枠組みで物事を捉えているのかを理解することで、より客観的で論理的な思考を身につけることができると言われています。
認知科学を通して自分の思考を考えるということについては「あなたの思考の正体!!「認知バイアス、スキーマ、メタファー、アナロジー」を理解し制する者が「知」を制す!【超簡単解説】」でご紹介しています。
自らの論理的な思考で判断するためのご参考に、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
情報過多の現代社会において、私たちは日々、膨大な情報に囲まれています。
その中で、本当に重要な情報を掴み、自分の頭で考えて判断するためには、情報リテラシーが不可欠です。
「あの人が言っているから」と安易に信じるのではなく、自ら情報を吟味し、論理的に考える力が求められています。
このブログでは、情報リテラシーの重要性と、それを高めるための具体的な方法について解説しました。
情報リテラシーを高めるために、私たちができること
- 多角的な情報収集: 複数の情報源から情報を集め、比較検討する
- 情報の信憑性検証: 情報の正確性、客観性、根拠をしっかりと確認する
- 批判的思考の養成: 与えられた情報を鵜呑みにせず、常に疑問を持ち、論理的に考える
- ファクトチェックの習慣化: 不確かな情報は、信頼できる情報源で事実確認を行う
- 背景知識の習得: 幅広い知識を持つことで、より深い理解が可能になる
- コミュニケーション能力の向上: 他者と意見交換し、多様な視点に触れる
これらの取り組みを継続することで、私たちは情報に振り回されることなく、自分自身の判断で行動できるようになります。
情報リテラシーは、単に知識を身につけるだけでなく、より豊かで充実した人生を送るための礎となります。
情報リテラシーを高めることは、社会全体をより良くすることにつながります。
ぜひ、あなたも情報リテラシーの向上を目指していきませんか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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