今年は台風に邪魔されて山歩きも中止の連続でしたが、日程調整の末に何とか妻の友人のお勧めの宿を訪ねることが出来ました。
今回は和歌山県の「休暇村加太」を拠点に、秋を感じる旅に出かけてきました。
生石高原のススキの絶景に心を奪われ、淡島神社でパワーチャージ。
翌日は高野山を巡り、歴史と自然に包まれました。
旅の締めくくりは、評判のフルーツパーラーで絶品パフェ!
今回の旅の模様をたっぷりとお届けします。
序章:休暇村加太へ出発!
休暇村加太の魅力
妻の友人から「絶対に行った方がいい」くらいの強いオススメもあり、食事と温泉などを楽しみに出かけることとなりました。
これまでに利用した休暇村は10か所を超えていますが、加太へは初めての訪問となり期待が膨らみます。
オススメポイントは以下の通りです。
- 食事:料理が特にお勧め!地元の新鮮な海の幸をふんだんに使用した料理が楽しめるとのこと
特に、季節の会席料理(春は桜鯛、夏はハモ、冬はクエ)がおすすめだそうです - 温泉:「天空の湯」は、紀淡海峡を一望できる展望インフィニティの露天風呂が人気です
少しぬめりのあるお湯は「美肌の湯」として女性に人気だそうす - 景色:紀淡海峡の美しい風景を、客室や温泉から眺めることができます
特に夕焼けは格別で、夕焼け空と海が一体化する絶景は、天気に恵まれると写真映えも抜群です
休暇村の中ではデザイン性や設備のグレード感が高い、「和洋室」プランを利用させていただきました。
訪問日は祝日でしたが、月曜日泊ということで平日限定の割引プランが適用されて、エビの塩焼きと生ビールが無料で付いて通常価格でした(合計で4000円近くお得でした)。
部屋呑みのルームサービスもあり、リーズナブルな価格設定で数種類の品ぞろえがあり、これも魅力的でした。
夕食は時間制限なしで、いつ行ってもテーブルが用意されています。
夕食のメニューはお造りを始め、味付けも美味しく大満足の内容でした(写真忘れました)。
お風呂は、やはり女湯は少し混みあっていたそうですが、男湯は最大でも10名もいなかったですし、夜は一時的に貸し切り状態のこともありました。
朝食は7時開始でしたが、5分ぐらい前に行くと6組ほどの方が並んでおられ、私たちも無事に窓側の席に座ることが出来ました。
今回の総合的な印象としては、従業員の皆さんの対応も含めて段取りも良く、休暇村の中でもはかなり上位だと感じました。
アクセス方法
初日は祝日のため高野山を翌日にまわして、生石高原までゆっくりドライブの予定です。
休暇村加太での夕食に備えて、この日はお昼は控えめにということと、休日ということで人混みも嫌なのでマリーナシティ(行ったことないですが)もパスします。
生石高原へは何故かナビが有田ICまで高速の案内で、少し無駄に高速を走ってしまった気もします(渋滞を避けたのだと信じたいところです)。
高速を下りてからも1時間近いドライブでしたが、天気が良いこともあり楽しい景色が続きます。
1日目:生石高原のススキと淡島神社
生石高原のススキの絶景
生石高原は標高が870mあり、気温は少し低めで27℃くらいでしたが、この日も9月半ばだというのに日差しは容赦なく、何より湿度が高くて散策には少し厳しい環境でした。
標高が高いので街並みの眺望もなかなかの景色が広がっていました。
一面のススキの景色と、絶景の映えスポットもあり、汗だくになりながらもゆっくり2時間程度を過ごしました。
ここのススキは背が高い上に通路に迫ってきていて風をさえぎるので、この日は特に湿度が高いこともあり快適な散策とはなりませんでした。
ススキの群生を抜けると見晴らしの良いポイントもあります。
人気の映えスポット。
淡島神社での参拝
宿に入るのには少し早いこともあり、近くの淡島神社に立ち寄ることにします。
ここは参拝者は30分以内は無料で駐車させてもらえますが、13:30頃でほぼ満車状態でした。
駐車場が狭いこともあり、参拝者は10人前後でした。
パワーチャージして宿に向かいます。
2日目:高野山を巡る
高野山金剛峯寺
2日目は、世界遺産の高野山に向かいます。
私は今回が初訪問になるので期待でいっぱいです。
言わずと知れた、開祖・弘法大師空海が修行の場とした霊山です。
この日は平日だったので、観光に最も便利と紹介のあった「中門前駐車場」を目指しました。
11:30でしたが数台の空きがあり、無事に駐車することが出来ました。
ここから、金剛峯寺の※壇上伽藍を拝観していきます。
※「伽藍」は僧伽「僧侶の集団」の住むところ、を意味し、壇上伽藍とは「金堂だけでなく、その周囲にある建物や広場なども含めた広範囲なエリア」を指すと言われています。
尚、壇上伽藍とは、壇の上にある伽藍(がらん)という意味だそうです。
まず中門から入り、仁王像を拝観し、金堂にお参りし、根本大塔へと進みます。
ここから蛇腹路を東に抜けて、金剛峯寺を目指します。
金剛峯寺では、荘厳な建物や美しい庭園に圧倒されました。
今回は雲行きも考慮して、ここから一路「奥之院」を目指すことにしました。
案内地図の赤線部を往復しました。
奥之院
奥之院へは距離にして3km程度は有るので、片道で45分程度かかります。
平日でしたが、参拝者は決して少なくはありません。
海外の観光客は半分より多い感じでしょうか。
奥之院は一般的なお墓とは異なり、弘法大師空海の御廟を中心に、歴代の僧侶や武士、庶民など、様々な人々が眠る霊場で、単に遺骨を安置するだけでなく、霊魂が安らかに過ごせる浄土として位置づけられているそうです。
そういわれると、杉の古木が立ち並ぶ参道には、神聖な空気感が漂っているように感じました。
奥の院では、弘法大師の御廟をはじめ、多くの霊廟が立ち並び、神秘的な雰囲気に包まれました。
今回は駆け足で通り過ぎた感じでしたので、次回は「多宝塔」や「女人堂」、その他の見どころをゆっくり巡りたいと思います。
旅の締めくくり:絶品フルーツパフェ
標高800mの高野山を後に、大きく標高を下げて有名なフルーツパーラーに向かいます。
高野山からは45分ほどで、閉店1時間前に予定通り到着すると、数組の先客がありましたが、お待ちはなくすぐに案内してもらいます。
実は、和歌山市店は超人気らしく平日でも混みあっているとの情報で、少し競争率の低いとの噂で粉河店に向かったのでした。
お値段も超豪華なパフェでした。
旅のまとめ
休暇村加太は、自然と温泉、そして美味しい食事を楽しめる魅力的な場所でした。
絶景露天風呂で疲れを癒し、生石高原のススキの絨毯に感動し、高野山奥之院の神秘的で荘厳な雰囲気に圧倒された2日間でした。
特に、高野山での歴史探訪は、私にとって忘れられない体験となりました。
和歌山旅行の計画中なら、ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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