【断熱リノベで生活が激変】二重窓にするだけで「断熱」と「静音」で快適すぎる 

学び・雑記

生活環境が少しの内窓追加で大きく変わるとしたら、興味ありませんか。

我が家は2年前の年末近くに内窓を追加設置するプチリフォームをしました。

妻の知り合いからお得な補助金の話を聞いて、急遽検討してやってみることになったのです。

その結果、二重窓となった効果により、生活は大げさでなく劇的に変わりました

冬は暖かく、夏は涼しく、一年を通して快適に過ごすことができるようになったのです。

そして期待すらしてなかった効果として、騒音が大幅に軽減され、落ち着いて眠れるようになったのも嬉しい効果です。

今回は、私が実際に感じた二重窓の効果や、選ぶ際のポイント、こうしたリフォームで効果が得られないケースなどについてご紹介します。

みなさんも、二重窓で快適な暮らしを検討してみませんか?

断熱リフォームのメリット

少しばかりの前提条件

このリフォームには、前提条件があります。

鉄筋コンクリートのマンションなどであれば、比較的安心です。

条件とは、元の躯体の断熱性や気密がしっかりしていることが重要です。

窓の断熱性、遮音性の効果が劇的に体感できるのは、そうした条件が非常に重要です。

表現は悪いですが、スカスカの気密性、断熱性の建築構造では、窓だけを何とかしても、体感できるような効果は期待できないと思いますので、投資する価値があるかは疑問です。

家全体で実施した方が、総合的な効果は高い

建築構造として、気密性と遮音性がしっかりしていることに加えて、空間としての効果を考えると主要な居住空間は出来るだけ同時に実施した方が、効果はより出やすいと思います。

我が家は2LDKの居室に対して、私の洋室の部屋意外にこの内窓の設置工事をしました。
正確には私の部屋も内窓は設置したのですが、工事業者にお願いするのではなく、私がホームセンターのDIYキットで樹脂製の安い内窓セット(それでも1万円くらい)を設置したのです。

しかし、これも冬場の冷気に対して、相当な効果があり、当時は妻と「ええやん」、とその効果に驚いていました。

しかし安いだけあって、気密性が低いのと、遮音性はほぼ効果が無く、後日工務店さんに設置してもらった窓と比べるとその効果には大きな差があった気がします。

価格は1/5以下でしたが、満足度は別物のレベルで違うので、特に主要な部屋に関しては、中途半端な選択はよく考えた方がよさそうです。

我が家の断熱リフォームの実施内容

  • 【工事内容】内窓の追加設置(二重断熱工事)
    ・西面のリビングの窓は熱線防止仕様
    (窓枠取り付け時に工事作業音あり)
  • 【設置場所】LDKと洋室
    LDK:西面2か所、南面1か所
    洋室:南面2か所
  • 【工事費用】約10万円✖5か所=約50万円
    ・西面の熱線防止でやや単価アップ
     (工事費込み)
  • 【工期】5時間程度

断熱リフォームの効果のまとめ

  • 夏の熱さが大幅軽減
    外気温が35℃を超える日でも、帰宅時にマンションの玄関ドアを開けた時に涼しさを感じるレベル
     もちろん、窓を開けて風を入れる外気温や日差しではないので、エアコンは必須です
    ・既存の外窓だけでは、外気の熱気を感じる状況でも、内窓を閉めると劇的に体感が変わります
    熱線遮断効果のある窓にしてもらいましたので、西日の灼熱も大幅に軽減
  • 冬の寒さも大幅に改善
    ・室温が20度を下回ることが少なくなり、少し厚着をすれば暖房無し、又は数時間の暖房で過ごせます
  • 驚くほど遮音性が改善
    ・真夏のセミの大合唱が、全く聞こえません
    ・外の声や雨の音もほぼ聞こえません(急な雨に気付かず焦る事も💦)
  • 冬場の窓の結露も大幅に軽減されるそうです。
    (我が家は24換気の効果で元々結露は有りませんでしたので、この効果は不明です)

実は、定年後を自宅内で過ごす時間が多くなりましたので、居住環境の改善は身に染みて有難いと感じており、毎日をメチャクチャ快適に過ごさせてもらっています。

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2024年の補助金情報

実は2022年当時は、こうしたリフォームにはかなり手厚い補助が受けられ、材料費や工賃もまだ今より上がってなかったので、今よりはかなりお得だったようです。

現在は、「こどもみらい住宅支援事業」は予算上限で 受付終了していますが、令和6年5月時点でも利用可能な新たな補助金の枠組みがあります。

2024年における二重窓の断熱リフォームに適用される補助金については、「先進的窓リノベ2024事業」があり、リフォームにかかる費用に対する補助が受けられます。

住宅省エネ2024キャンペーン【公式】 (mlit.go.jp)

以前ほどのお得感はないかもしれませんが、あくまでも経済的な余力があれば、やるだけの効果・恩恵を受けられるリフォーム感じています。

但し、前提として、元の家の断熱・気密レベルが重要ですので、下記の注意点も併せてご確認ください。

補助金申請の注意点と手順等

補助を受けるためには、様々な条件がありますので、「先進的窓リノベ2024事業」のHPをご参照ください。
 参照リンク:先進的窓リノベ2024事業
先進的窓リノベ2024事業は、環境省が国土交通省及び経済産業省と連携して実施しているようです。

予算上限で受付終了となりますので、ご検討される場合は早目の申し込みが良いと思います。
補助を受けられるかどうかや、金額、補助受給条件などは住宅の種類や工事内容で様々ですので、HPでの確認、問い合わせ、及び工事業者様の選定と事前の確認などを強くお勧めします。

尚、補助の申請は工事業者さんが行いますので、信頼できる業者選定が非常に重要になります。
実は、業者の手続き不備によるトラブルは少なくないようで、業者選びの重要度が高いのです。

注意点:断熱リフォームは、部屋全体で効果の確認が必要です

冒頭にご説明の件です。

  • リフォーム工事による、断熱・省エネ効果が、部屋として意味のあるものかどうかは、信頼できる工事業者を選定して、事前に十分にご相談することをお勧めします。
    ・部分的に断熱窓だけを見れば断熱・省エネ効果がありそうでも、部屋としてみた時に隙間だらけだったり、断熱・気密性が低い場合、部屋全体としてみれば意味がない工事になりかねません。
    ・その場合、公的補助の要件を満たさず、補助の対象にすらならないリスクも考えられます。
  • 公的補助の申請が的確にしてもらえる業者の選定も非常に重要です。
    ・結局工事が終わって支払い請求された時点で、「実は補助は対象外でした」という事例は多いと聞きます。
    ・事前に補助が下りる前提で工事してもらう契約が重要と思います。
  • 総合的に、公的補助が受けられるのか、断熱内窓を設けて意味のある効果が期待できるのか、については重複しますが、信用できる業者選び事前の確認相談が大切です。

鉄筋コンクリートのマンションの場合、断熱窓の設置は省エネ、断熱、遮音の面で有効性はかなり高いと思います。
一方で、断熱も不十分で隙間風が吹くような戸建ての場合、断熱内窓を設ける以前に、断熱、機密性の改善工事が必要なケースが少なくないと思われます。

我が家は大手の住宅会社にお世話になりましたが、それでも工事対象の窓が補助対象かどうかについては、結局工事後の申請が無事に承認されてからしか、補助が受けられるかどうかの明確な回答はもらえませんでした。

まとめ

私は、当初「二重断熱窓のリフォームがお勧めらしい」という情報に接して「本当に?」という気持ちが非常に強く、かなり疑っていました。

妻の友人の勧めという事で、少し検討した結果やってみることにしたのですが、結果の感想は、費用は掛かりましたが「やって本当に良かった」と感じています。

まずは、驚くほど静かになりました。
そして、折に触れて暑さ・寒さが大幅に緩和されたことを感じ、二年近くたった今でも都度の喜びを感じています。

2024年も公的支援がありますので、断熱リフォームを検討してみるのも悪くないと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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