富士山麓の観光スポットご紹介!休暇村富士の旅:定番おすすめエリア&グルメ情報

旅行・食

富士山の雄大な景色を眺め、美味しい食事を堪能する2泊3日の旅。

休暇村富士を拠点に、富士五湖や白糸の滝など、富士山麓の絶景スポットを巡りました。

富士山麓の観光スポットを巡る際の、ルート検討のご参考に是非ご覧ください。

この記事では、おすすめの観光ルート、休暇村富士の魅力、グルメ情報などをご紹介します。

近畿から休暇村富士を拠点に、2泊3日の観光プランのご紹介

1日目 新東名経由で、浅間大社、白糸の滝、本栖湖などを観光

  • 午前:近畿を出発し、新東名高速道路で富士山へ
  • 昼食:浜松PAで名物のうなぎを堪能
  • 午後:富士山本宮浅間大社白糸の滝道の駅朝霧高原で休憩後、本栖湖をドライブ
  • 宿泊:休暇村富士にチェックイン、田貫湖の散策
  • 夕食:休暇村富士で地元の食材を使った料理を味わう
  • 温泉:休暇村の温泉「美肌の湯」に入り、旅の疲れを癒す

2日目:あいにくの悪天候で終日、休暇村で過ごす

  • 終日:悪天候のため、休暇村富士で休養
    ・二日目は全国的な悪天候の中、静岡県は日本で最も警報が出ている県となり、終日大雨のため完全休養の一日となりました
    ・霧に咽ぶ田貫湖を眼下に眺め、ボーッと一日が過ぎていきますが、これも旅の楽しみ
  • 夕食:休暇村富士で食事を楽しむ
    ・食事は牛肉と海の幸が絶品でした
編集ではなく、カメラに映るほどの警報の中の大粒の雨

3日目:西湖、河口湖、山中湖をドライブ&観光して帰路に

  • 午前西湖河口湖山中湖を観光
  • 午後:近畿へ向けて出発

最終日の天気は、朝方は少し霧雨程度の雨が残るなか、その後は予報通りの曇り空で、残念ながら富士山がその姿を現すことは有りませんでした。

しかし、西湖、河口湖、山中湖とドライブを楽しむことができました。後ほど、それぞれのおすすめポイントなどをご報告します。

観光スポットの訪問記録と詳細情報

富士山本宮浅間大社

新富士ICから20分ほどで浅間大社に到着です。駐車場入り口は少し回り込む感じになりましが、ナビに従えば何とか大丈夫な感じです。

富士山本宮浅間大社は、富士山の噴火を鎮めるために創建された神社です。

富士山本宮浅間大社の駐車場は、お参りの人なら30分無料という事で有難いシステムです。この日一番の日差しのなか、お参りしていきます。

この時は青空ものぞくいい天気

この日は平日なので観光客はまばらですが、日本人と海外観光客は半々ぐらいでした。

浅間大社の境内の横には、国の特別天然記念物の「湧玉池(わくたまいけ)」があり平成の名水百選の1つとのことで、この湧泉は富士山の伏流水が源で、水温は1年を通して13℃前後だそうです。とてもきれいな水面が印象的です。

白糸の滝

浅間大社を後にして、車で20分ほどの白糸の滝を目指します。

白糸の滝は、富士山の湧水が流れ落ちる美しい滝です。

こちらは駐車料は500円で、平日にも関わらず多くのインバウンド観光客でにぎわっています。

白糸の滝

白糸の滝の岸壁には、水を通しにくい「古富士泥流層」と水を透過する「新富士溶岩層」が共に露出していて、その間から滝の水が湧きだしているそうです。

「白糸の滝」の近くには「音止の滝」もあり、共に源頼朝にまつわる言い伝えがあるそうです。

音止の滝

「白糸の滝」から「音止の滝」への散策ルートは、分かりやすく整備されており、海外の観光客のみなさんが行きかいます。

道の駅 朝霧高原 

白糸の滝を早足で散策し、道の駅「朝霧高原」に向かいますが、その道中、富士山が少しだけ顔を出してくれました。

雲の上の富士山

朝霧高原で一休みしてソフトクレームを頂き、この日の最後の訪問地の「本栖湖」に向かいます。

道の駅 朝霧高原 遠くに富士山の頭が

あいにくの天気もあり、道の駅は少し閑散としていました。

本栖湖

本栖湖は、富士五湖の一つで、最も深い湖です。

本栖湖では釣り人とウィンドサーフィンやSAPを楽しむ人が、比較的ゆったり時間を楽しんでいるような気配を感じます。湖を時計回りに一周しますが、曇り空のせいか西側は少しうっそうとした道が続きます。


本栖湖から望む富士山

本栖湖では、この旅の中では最も富士山の景色を楽しむことができました。久しぶりに天気に恵まれない旅となったのは少し心残りでした。

休暇村富士

色々散策したので、少し遅めのチェックインとなりました。平日にも関わらず、ロビーは他の休暇村と同じく、高齢者のみなさんであふれていました。

夕食まで時間があるのと、妻の強い要望もあり、田貫湖を散策することにしました。

田貫湖のご紹介

休暇村富士は、田貫湖(タヌキコ)の畔に佇み、湖の向かいに富士山を望む絶好のロケーションです。

1周3.3kmの田貫湖を散策したのですが、この道はランニングしても楽しそうな素晴らしい散歩道です。

休暇村富士の目の前のおしゃれな雰囲気の絶景のテラス

宿の前の休憩所のおしゃれな木造のテラスは、正面に富士山を配置し湖を臨む絶好の場所にあります。ここを出発して田貫湖を散策します。

田貫湖から対岸のキャンプ場を望む

田貫湖周辺には商業的な施設はないものの、トイレや駐車場が整備されています。

田貫湖から望む富士山

キャンプ場は抜群のロケーションで、とてもきれいに整備されていてオススメです!

キャンプ場からも富士山

キャンプ場の外れで、何故かタヌキに出くわしました。田貫湖の由来と関係があるのでしょうか。

びっこを引いたタヌキ

田貫湖は、休暇村に長期滞在して朝夕の散策をするには絶好の環境です。いつの日か、ここにのんびり滞在して、ゆっくりとした時間を過ごしてみたいものです。

休暇村富士について

休暇村富士は、富士山の麓の田貫湖畔に位置するリゾートホテルです。

美しい富士山を望む絶好のロケーションで、温泉や地元の食材を使った料理も楽しめます。

富士山の周辺では昔温泉は出てなかったそうですが、休暇村富士が初めて温泉を掘り、地下1200mから湧き出した温泉が、2010年に開湯したそうです。泉質もPH10で、お肌つるつるの「美肌の湯」です。

また、温泉からの富士山に向かう湖の眺めは格別です。残念ながら夕方には富士山は雲に隠れてしまい、今回の旅ではその後姿を現すことは有りませんでしたが、、、。

部屋から望む富士山(雲の中)

休暇村のホテル玄関わきには、バナジウムが含まれる富士山の伏流水が「富士山恵み水」として、無料の水汲み場があり、お土産として持ち帰れます。この水は、ホテル内の全館で提供されているそうです。

西湖

最終日は、まず西湖を訪れました。

西湖はこじんまりしていて、富士五湖の中で最も静かで落ち着いてた雰囲気で、手つかずの自然が残っています。

豊かな森に囲まれ、ハイキングやトレッキングに最適です。近くの樹海ライン沿いには、コウモリ穴や竜宮洞穴などの溶岩洞窟があります。

土地が狭いのか、湖の周回道路にはあまり車を止めるところはありません。

西湖の湖畔の釣り人

河口湖

西湖を抜けて、河口湖に向かいました。

富士五湖の中で最も大きな湖で、湖畔にはホテルや旅館、レストランなどが立ち並び、 遊覧船やボート、サイクリングなど、様々なアクティビティが楽しめる観光スポットです。 河口湖オルゴール館や富士急ハイランドなどがあります。

河口湖は道路周辺が手狭で、車を止める場所を探すのは一苦労でした。

一番賑わっていた大きな駐車場周辺は土曜日という事もあり大混雑です。そのほかの場所では、ほぼ私有地の駐車スペースしか見当たらず、車を止めて写真を撮るのはかなり難しいルートになります。

山中湖と比べると、少しごちゃごちゃして落ち着きのない印象がありました(あくまでも個人的な感想です)。

河口湖の湖畔からの景色

湖畔からはゆったりした景色が広がります。

山中湖

山中湖は、富士五湖の中で最も標高が高く、最も大きな湖です。白鳥の湖としても知られ、冬には美しい光景が広がります。

山中湖から望む富士(厚い雲の中)

夏でも涼しい気候で、湖畔にはキャンプ場やペンションなどが点在し、落ち着いた雰囲気です。

山中湖は、道路の周囲にもゆとりがあり、いたるところに車を止める駐車スペースが整備されており、河口湖と比べるとおちついた印象です。土地の広さの問題なのかもしれません。

土曜日という事もあり、多くの観光客でにぎわっていました。

グルメ情報

今回の食事は、休暇村での夕食が目当てでしたので、グルメ情報としては簡単なご紹介となります。

浜松PAのうなぎ

新名神もそうですが、新東名のPAは規模が大きく、食事処も充実しています。中国道を通る機会が多い私達には、都会に向かうこのルートは特別感が高いです。

初日のお昼は、浜松PAで「ひょっとするとウナギが美味しいかもしれない」という事でかなり早目のお昼にしました。

少々高価でしたが、折角だからと「ひつまぶし」(¥2480)を注文しました。結論としては、ここのウナギはかなりお勧めです。脂がのってとても柔らかく美味でした。

休暇村富士の夕食

休暇村富士での夕食は地元の食材を使った料理が豊富で、このところの休暇村の例にもれず、味付けも食材も素晴らしくとても美味しかったです。

初日はバイキング
2日目はコース料理

朝食も、席数が多いので並ぶこともなく、海の幸を始めどれも美味しい料理に大満足でした。

富士山周辺のグルメ

富士山の周辺は、有名な湧水がとても美味しく、料理もおいしい所が多いです。休暇村富士の食事が美味しいのも、水が美味しいことの影響も大きそうです。

富士山周辺のおすすめのグルメ:美味しい水を活かした麺類が多いです

  • 富士吉田うどん:富士吉田市周辺で食べられる郷土料理で、コシが強く、太麺で、醤油ベースのつゆです
  • 甲州ほうとう:山梨県の郷土料理で、太い麺と野菜を味噌仕立ての汁で煮込んだものです
  • 富士宮やきそば:富士宮市発祥のB級グルメで、コシのある麺に、肉かすとキャベツを混ぜます
  • 吉田のうどん:富士吉田市周辺で食べられる郷土料理で、富士吉田うどんに似ていますが、麺の太さやコシ、つゆの味が異なります
  • 富士山の湧水を使った料理:豆腐やそば、コーヒーなど、様々なジャンルの料理があり、いずれも素材の味を生かした上品な味わいを楽しめます

車でのアクセス情報

近畿からのアクセス方法

近畿からだと、普通にナビで「新名神」から「伊勢湾岸道」を経由して「新東名」に向かうルートが選択されます。

今回、初めてこのルートを走り、その景色と走り易さに少し感動しました。

雲は多めながら時に青空も覗き、梅雨間の好天といった感じで景色も綺麗な中、今回は初めての「伊勢湾岸道」から新東名に向かいます。

鈴鹿PA

以前にも新東名から富士山を眺めるドライブは経験がありますが、その時は東名を経由して新東名に入ったので伊勢湾岸道は初めてのルートとなります。

「伊勢湾岸道」から見える四日市の工業地帯の風景は、自然とは異なる美しさが感じられます。それは、人間の技術力と努力が生み出した景色という感が強く、その力強さと規模感をひしひしと感じながらこの道を進んで行きます。

伊勢湾岸道の景色

豊田東JCTから新東名に入ると、そこからはまた異なる景色が広がります。東名より山側のこのルートは自然に満ちているのです。

新東名の制限速度は多くが120km/hですが、以前に一度走った記憶では落ち着いて走り難い印象が残っていました。今回は交通量が少なめでしたので、真ん中車線を115km/h前後で巡行し前が詰まったら一団を追い抜いてまた真ん中車線に戻る感じで走行すると快適に走ることができました。

このルートは雄大な自然の中を抜けるルートで、窓から見える風景の美しさに心が躍ります。特に、新東名を走行中に清水IC前後で突然のように眼前に現れる富士山の眺めは絶景でした。残念ながら、麓には雲が多く全景というわけにはいきませんでしたが、姿が見れただけでも僥倖です。

富士山が見える確率は?

富士山の雄姿を期待して訪れる場合、晴天率や、富士山が見える確率などの情報も重要です。

晴れていることは空の青さの面で貴重ですが、晴れている日でも富士山が見えるとは限らないそうです。

富士市が公開している2023年の記録によると、富士山が見えた日数は年間を通して138日だったそうです。

富士山の山頂付近は、標高が高いため気象条件が厳しく、晴天率は平地に比べて低い傾向にあり、晴天率が高いのは梅雨明け後の7月中旬から8月下旬にかけての夏季と言われています。

そして、富士山が見えやすいのは、一般的には冬季から春にかけての時期といわれています。

私たちは梅雨の真っ只中に訪れたので、今回の眺望は致し方ない感じです。

まとめ

休暇村富士を拠点に、富士山麓の絶景スポットを巡る2泊3日の旅。

雄大な富士山を眺め、美味しい食事を堪能し、思い出に残る旅を満喫してください。

あなたも、見る山としての富士山を訪れて、休暇村富士で特別な時間を過ごしてみませんか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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