定年後に新たな趣味:パソコンでデジタル遊びのススメ ~ ブログ・画像編集・SNSなどで認知機能を強化 ~

学び・雑記

皆さんは、定年後の自由な時間をどのようにお過ごしでしょうか。

私は数年前に現役を引退してから、毎日を思いつくままに気ままに過ごしていましたが、当然のごとく、やがて時間を持て余したり、物足りない思いが満ちてしまう状況になってました。

いろいろ考えた挙句、「20年後にも楽しめる趣味」を探すことを目指して、とりあえずいろいろやり始めたのです。

その中で、認知機能をより健全な状態に維持することを目指して、面白そうなデジタルコンテンツに取り組んでみました。

まだまだ課題もありますが、意外と楽しいことや得ることが多かったのでご紹介したいと思います。

興味のありそうなことが有れば是非チャレンジしてみませんか。

自分なりに、この先の在り方を考えてみた(ちょっとウザいかも)

思い付きでいろいろやってみるのも全然よかったのですが、私の場合、ほぼ三日坊主の浅い取り組みで終わることが圧倒的に多かったことを反省し、一度しっかり現状と、ありたい将来を見つめ直すことにしました。

現役引退した今こそ、将来の自分の居場所を決めるための活動をしよう

私が考えた「人生後半の準備」ために重要な視点は2つです。

一つ目は、「自分らしさ」の追求

これは、自分は何が好きで、何に価値を見いだすのかを改めて理解することから始めてみようと思いました。

自分自身の「好き」を見つけるのは意外と難しく、それまでの惰性的な思い込みに留まりがちです。
このタイミングで、自分の未知の「好き」を見つけるためには、いろいろなことにチャレンジしてみるしかありません。

やってみてないと気づけない、の原則です。

好きなことをやっていれば、自ずと充実感、達成感が得られるはずです。

二つ目は、「自己の在り方」を探求すること

自分の「好き」を見つけたとしても、それだけでは不十分で、自分は「どうありたいか」も大切だと思います。
何故なら自分自身の価値観と、楽しみの共存は重要なテーマだと思うからです。

一定の学びも必要ですし、人的なネットワークもある程度必要だし、そのための健康な体も必要です。

どう歳をとり、どう自分の居場所を作るのかは、自分の意思で決めければなりません。
成り行きで日々を過ごして、情報に疎くなり、毎年体力が落ちてしまうのも自分の意思の帰結ですからね。

どうありたいか」という意思が、全ての行動の原動力かもしれません。

今の自分の居場所は「過去の自分」が決めてきた

将来の自分の居場所は、今の自分が決めてやることになります。

「80歳ではこういう生活をしていたい」という具体的なイメージですが、これは明確に「自分の足で歩いて、自分の頭で考えることができて、毎日が楽しくて仕方ない」と決めました。

自分の価値観興味を尊重して、行動レベルでこのイメージを納得できるものに落とし込むのは今後の課題です。

そして、年を取ると本当にすぐ忘れます。少なくても私は。

なので、いつまでにどうしたいのかを、または、どれくらいの頻度で何をするのか、それは何故かを思い出せるように書き出して、定期的に振り返りが出来るようにしておくのは、多分有益だと思います。

私は、このブログに多くの記録を残していこうと考えています。

人生の後半に向かって、少しは今よりマシな状態にありたいと考えているのか、そうではないのか
行動することに前向きなのか、そうではないのか、だけのことだと思うのです。

私の取り組み ~デジタルコンテンツへの挑戦~

定年後の趣味などの取り組みについては、「【定年後の自由な時間を楽しみ尽くす】:新たな「趣味」に取り組み、脳と体を叩き直してみませんか」でご紹介しました。

その中の主にデジタルコンテンツ中心の活動について、私の過去一年間の新たな取り組みについてご紹介します。
現時点では、好奇心の赴くままにとにかくやってみるというスタンスで取り組んでいる段階です。

どれかが今後の趣味の一つになればいいと思っています。

AIを使ったイラスト作成

AIのCopilotを使って、LINEスタンプ用のイラストを作画しました。AIは専門的なことでも、細かい事でも、そして何度でも遠慮なく質問出来て、そしていつも必ず気持ちよく対応してくれて、しかもかなり的確な回答が得られます。

イラスト作成に限らず、これからの時代はAIを上手に使うことはシニア世代にも必須になっているように感じます。
何かを生産してないにしても、AIを活用することで、調べものをする際の生産性は格段に進化しています。

但し、よく言われるように、AIは平然と嘘をつきますし、嘘でないにしても不適切な回答をすることも少なくありません。AIと上手に付き合うためのスキルは必要ですが、そのことも知的な訓練として貴重だと感じます。

現在のAIは、使ってみる価値がとても高いと感じます。
私はAIで何かを調べたり、AIと議論しない日は有りません。
現在のAIのレベルを知ってみる事だけでも意味が有ると感じています。

AI画像で画像編集ソフトを使いLINEスタンプを作成・登録

FireAlpacaという無料ソフトを使って、作成したAI画像を編集し、イラストをLINEスタンプとして10組以上を登録してみました。
幸いなことに作成後2~3か月でいくつかはお買い上げいただけましたが、収益という点ではまだまだ非常に厳しい戦いです。

個人的に楽しむ程度にはいいですが、一山当てようと思ったら、やることは多分多く有りそうです。
この時のチャレンジの具体的な内容等は、「簡単なLINEスタンプの作り方紹介 ~意外と売れます:初売り上げの感動、利益もご報告~」の記事にご紹介していますので、ご覧いただける幸いです。

写真とイラストの登録

AdobestockPIXTAに、自分が撮影した写真や作成したイラストを登録してみました。
写真は700枚程度登録し、3か月で1枚だけ売れましたが、やはり顧客となってくれる人が何を求められているかを理解しないと、これも厳しいです。

売れない写真と売れた写真から、少しはニーズの理解ができた気がしますので、今後も細々ですが継続的な取り組みを考えています。

こうしたことは、事前の言語情報で多少は理解していたつもりですが、やってみないと身に染みて理解できない部分があります。

AdobestockPIXTAに関しては、「AdobestockとPIXTAでストックフォトに挑戦:売れる写真のコツと秘密を大公開!」にてご紹介してますので、良かったら覗いてみてください。

動画編集

DaVinciResolveというソフトを使って、自分のスキー動画を編集しました。ある程度の学習は必要ですが、何とか人に見てもらえるレベルで満足のいく内容にはなりました。

今後もスキルを深めていきたいと思います。

いずれはYouTube動画も発信できるようになればいいと思っています。

DaVinciResolveによる動画編集に関しては、「シニアの動画編集:【DaVinci Resolve】で家族の記録を素敵な思い出に」にてご紹介してますので、良かったら覗いてみてください。

動画編集自体も面白いと思いますし、それ以上に認知力の訓練として動画編集ソフトの操作を覚える事にも大きな意味があると感じています。

ブログの開始

WordPressを使って、自分のブログ(これです)を始めました。価値ある情報を発信するために必要な準備の重要性と、その立場になって気付く、様々な情報の裏側を少しは理解できるようになった気がします。

「誰かに向けて、何かを提供」しようとしているはずなのに、記事を書こうとした途端に、人のことはさておき「書きたいことを書いてしまう」ものだという事も、やってみて理解が深まりました。

そのようにして書かれた記事には需要は無く、結果として読んでもらえないことも知りました。

ですので、未だ未だ記事の書き直しに多くの時間を割く日々です。(私のブログ記事は、記事にもよりますがリライトは多めかも知れません)

ある程度まともなブログ記事を書くためには、今の自分には足りてないことがあまりに多いということも学びました。

何らかの「外部発信」において重要なのは、「やりたい事や、出来る事」をするのではなく、「求められている事で、需要のある事」をすべきであること、を理解しなけらばならないのですね。

おまけ:体力の維持向上に向けて

興味本位でデジタルコンテンツへの取り組みを開始してみたものの、家にこもりがちになり、外出機会が大幅に減るという問題も顕在化してきました。

今後は、ランニングや山歩きを継続的な習慣にまで定着していきたいと思います。

まとめ

明日からの自分、とりわけ10年、20年先の自分の在り方を思い描いて、今日の自分の時間の過ごし方について考えて少し取り組んでみました。

まだ1年にも満たない活動ですが、細々とやってみたことをご紹介してみました。

定年後の今をお過ごしの皆さんも、この時期を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

人生の後半を、「自分にとって価値あるもの」にできるかどうかは、今の自分の思考であり行動の帰結なのだと思います。

何事も、「遅すぎることはない、早すぎる冬よりも(by 吉田拓郎)」だと思います。

現状の私は何かを始めただけの段階ですが、何かを始めたこと自体がとても尊い事だと思っています。

そして、何かを発信するためには、今の自分にはとてもたくさんのことが欠けている事に気づかされるだけでも、大きな収穫だったと感じています。

少しづつ己の思考を整理しながら、少しでも今まで以上に成長できればと感じています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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